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第4回Part3
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5.帰化の脅威

今回の探検隊は二部構成で、同じ多摩川北岸の用水路をコースに入れました。私がデータソースとしている東京都内の水草の調査資料に「この用水路では都内で唯一ヒルムシロが確認された」とあったためで、茨城県の田舎でも年々減っている水草なので是非見ておきたいと思ったのと、「探検隊」なので未見の地も歩いておきたかったからです。
電車で4駅、西に移動しました。降りると駅前はかなり寂れた風情で探検の雰囲気が盛り上がってきました(笑)。市立図書館の近く、とおおよその位置は把握していましたが、その肝心の市立図書館が分かりません。通行人の方に伺ってやっと到着しました。
目を疑う、とはまさにこの事でしょう。水源地(湧水)近くの排水路(側溝とも言うべき細流です)が坂道に沿って流れているのですが、水草がびっしりと生えていました。(上画像)
薄暗い環境、急な流れ、まさに水草が生えないために作られたような環境でしたが、ヤナギモオオカナダモが絡み合って緑のストリームを形成していました。
fumirisu隊員から「クロモかも」との指摘があったので拾い上げて調べましたが間違いなくオオカナダモ(アナカリス)でした。このような場所には他から流れ込んで来る、という事は考えにくく間違いなく人為的に投棄されたものでしょう。全国で普通に見られる悲しい光景です。
ところが、この直後こんな感傷を吹き飛ばすような帰化の脅威を目の当たりにすることになります。

この細流を抜けて用水路本流に出たところです。見渡す限りオオカナダモ。私も結構色々な水辺を歩いていますが、これほど広い範囲に帰化種が繁茂している状態は初めて見ました。念のため流れ沿いに少し歩きましたが、行けども行けどもオオカナダモ。所々にヤナギモが頑張っているだけでした。
図らずもfumirisu隊員から「ヤナギモにエールを送るしか...」と呟きがもれましたが、まったく同感です。最近法整備が成された事で帰化の問題に関心が集まることも多いのですが、ここの帰化は在来種の圧迫という悲惨なパターンに陥っているようです。
北関東の水辺の崩壊は各種排水による水質汚染によって在来種が減少または消滅し、その後に汚染に強い帰化種が入り込むパターンが多いのです。この場合水質浄化と帰化種の問題をセットで考えなければならないのですが、ここは明らかに違います。
所々湧水から供給される清浄な水が、在来種の生育を可能にしているのです。これを圧迫しているのが帰化種オオカナダモなのです。私自身こちらの方が遥かに大きなショックを受けました。もちろんヒルムシロなど影も形もありませんでした。
オオカナダモに圧倒されたのと、日中の高気温が雷雲を呼んだのか大きな雷鳴が聞えたこともあって、探検を終了することにしました。

【用水路風景】

利助水草メモ5【帰化と水質の関係】

本文にある通り、北関東の水辺では帰化と水質の問題をセットで考えなければなりません。オオカナダモも同様の傾向がありますが、恐ろしいのはホテイアオイです。
ホテイアオイはよく殖えます。凄まじい栄養吸収を行い、光合成でも養分を蓄えます。栄養吸収の方は水質浄化に一時的につながると思うのですが、日本の冬を越すために翌年復活のために必要な部分を残し草体を溶かします。凄まじい腐臭とともに一気に水辺が死滅してしまうのです。これは帰化種だけではなくてハスやヒシにも同じ傾向があります。
帰化種を水質浄化に使用するのは、きちんとした回収のスキームが無いと事態を悪化させるだけになってしまう恐さがあります。
ここのオオカナダモを見て思ったことですが、「一本ぐらい捨てても...」という気持ちから始まった何年後かの姿がこれなんだろうな、と。自戒を込めて思いを新たにしました。




6.杉山さん現る!

とりあえず駅前のマクドナルドで休憩しつつ、二次会メンバーへの連絡を各人で行いました。事前の掲示板連絡で集合場所がAnAquariumと分かっていましたが、時間やら「これから向かう」連絡やら。
私は仕事(^^;があったし、探検隊の面々はご存知の通り、病気で酒を禁止されている可哀想な身の上なので横で豪快にやられると暴れ出す可能性(笑)もあるので、帰る予定でした。
ところが、生隊長を見たい(笑)というリクエストもあり、私も生杉山さんを見てみたかったのでAnAquariumのみ寄ってみることにしました。
帰宅される銀猫さんと中野で別れ、fumirisu隊員、武隊員とともに銀座に到着、松坂屋屋上に向かいました。三々五々集まって来たのがMADSKYXさん、杉山さん、mizuhoさんです。
AnAquariumは店の外にビオトープ用植物が多数あって、ご挨拶もそこそこにmizuhoさんが汗だくで飛び回って見ているのが印象的でした。私のところに来て「このサルビニア、値札がついていないのですが売ってくれますかね」と聞かれました。私はもちろん店員ではないので「あそこに志藤さんがおられたので聞いてみては如何ですか」と答えました(笑)。よほど焦っていたのでしょうね。隊長と言えどもショップのものを売り物かどうか決められませんからね(爆)。
MADSKYXさんにはカルチャーショックを受けました。ある意味私と対極にいる方でしょう。汗みどろ、黒々と日焼けし、半ズボンに探検道具とカメラバックを持った「銀座に来ないために生まれて来た男」である私の反対の姿を思い浮かべて頂ければMADSKYXさんです(笑)。
さて、杉山さんです。みなさんご存知の通りのキャラです。一部には杉山さんと私が組めばアクア界では最強との噂もあって出来ればオフでの遭遇を避けたかった気持ちもありましたが、そこは「恐いもの見たさ」ということで(笑)。たぶん杉山さんも同じ気持ちだったのでしょう。
初対面早々「本当に歳ですね」と抜かしやがりました(笑)。だから最初から「おじさん探検隊」って言っているだろう、と思いましたが面白いので黙っていました。その後掲示板で「黒々としてた」とも。これだけ探検隊だ何だやっててアウトドア系のWebサイトもやっていて色白な奴がいるかい!
さて、そんなこんなでこういう乗りは嫌いではないです。二次会に同行していたらどうなったか、日頃の私の姿を比較的よくご存知のfumirisuさんや武さんなら容易に想像できるでしょう。
そういう訳で一行は途中合流のひろしさん、23さんの待つ夜の銀座に消えていきました。その後どのような大惨事になったのか掲示板レスから微かに窺い知るばかりですが、自宅まで歩いて帰った方などおられたようで、メンバーによっては12時間以上に及ぶ第4次おじさん探検隊が終了しました。めでたし、めでたし(か?)

一周年記念で少し豪華版レポートにしてみました。


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Photo Canon EOS Kiss Digital With SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX & CASIO Exilim EX-S2 With WaterProofCase


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